2020年8月

金継ぎ

残暑お見舞い申し上げます。

毎日暑いですね〜。コロナに加えて熱中症の心配も大きい今日この頃ですが皆様はお元気ですか?夏休みは取れましたか?楽しく過ごされたでしょうか?

さて、私、暑い暑いと言いながらダラダラと過ごしていますが、たまには建設的なことをしよう思い、今日は「金継ぎ教室」に参加してきました。

金継ぎとは、割れたり欠けてしまった磁器や陶器を漆と金で修復する技術。先日大切なカップを割ってしまい「なんとか修復できないか」とネット検索したところ、1日でできる「簡易金継ぎ教室」があるのを知り飛びついたのです。素人にも取り扱いが易しい材料を使い、もちろん口にしても害の無いものなので、修復後も安心して使えると説明を受けて、早速作業開始!細かくて神経を使うし、手が震える。ものすごく集中して2時間程でなんとか完成。優しい先生に感謝です。教室では想像以上に大勢の生徒さんがいて、それぞれに思い入れのある器のお話を聞くのも楽しかったし、なんといっても壊れたものが蘇る喜びは格別でした。「お直しした所を新たな『景色』として楽しむ」という新たな心がけも教えていただきました。今までたくさんの食器を壊し捨ててしまいましたが、これからはお直ししながら一つひとつ大切に使い続けていきたいです。

↓↓↓こちらが修理完了したカップ。金線が模様のようで素敵だと思いませんか。水漏れチェックも完璧です。